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先生、こんにちは。(このクソ野郎!)

先生と私の日々を綴るドキドキブログです

【2015/10/16】ゼミで圧倒的成長(2)

発表の準備(勝ったな!)

前回のあらすじ:初回のゼミで3年生にも関わらず発表の準備を言い渡されちゃった!これから私、一体どうなっちゃうの~~~!?

 

とりあえず先輩さんに助けを乞う。

先輩さん「僕も去年同じこと言われて発表したよ。スライドあげようか?」

アザーーーーーーーーーーーーーーーーース!!!先輩さんマジリスペクトッス!!!一生ついていきます!!!!!

先輩さんから話を聞いたところ、3年の間は同じ本のレビューを全3回に渡ってゼミで発表したらしい。ということは……先輩のスライド(3回分すべて貰った)を流用するだけの簡単なお仕事なんですか!?ヤッター!!

スライドを軽く書き換え、余裕綽々で帰宅した。更に翌週には第2回分も用意しておく超先回り戦術。我が軍に死角はない。

発表当日(シクヨロ~)

いよいよゼミ発表当日。少人数とはいえ初めての発表なので、私は少し緊張していた。しかし始まってみればなんということはなく、存外あっさりと終わった。メンバーからの質問も私個人にとってどの分野が興味深かったかを問うものが中心で答えやすかった。ナンプさんからの質問は英語だったためよくわからなかった。

何はともあれ無事発表も終わったし、この調子で3年後期のゼミは乗り切れそうだと安心した。

 

奴はその瞬間を狙っていたのだ。

今後のゼミ日程(Kは二度死ぬ)

この日の発表者は先輩さんと私の2人だった。発表後は例の如く先生からのアナウンスである。先生はゼミの日程表(胃痛さんが作成)を見ながらこう言い放った。

教授「Kくん、発表の回数少ないね。もうちょっと増やそうか」

ふーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう……。

いきなりとんでもないことを言い出したぞこいつ。先輩さんのときより回数増やせってお前……もうアホじゃん。ゼミ終了後に先輩さんにこのことを愚痴ったところ、

先輩さん「去年は院生が2人いて発表のローテーションがちょっと緩かったんだけどね。今年の院生は1人(しかも9月入学)だから、K君の発表回数が多くなっちゃったんだと思う」

とのこと。いやいや、そのシステムだと人数が少ないほど学生一人当たりの負担が増えるんですが。毎回スライド作る時間、絶対無駄でしょ……。

しかし、教授の暴走はこれだけに止まらなかった。

教授「あ、それとK君は次回から論文のレビューを始めてくれる?この本の説明は今回だけでいいよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

次回分の資料、作ってたんだけどなぁ………(泣)。先生の隙を生じぬ二段構えに、私は完全に屈したのであった。

【2015/10/02】ゼミで圧倒的成長(1)

 初回から全力で(絶対質問制←クソ)

研究室の方々にあいさつを済ませた翌月からゼミが始まった。ナンプさんと私は研究室に配属されたばかりなので(ナンプさんは秋入学)、初回は先輩方による研究の紹介だった。自分も同じようなことをすることになると思い、真面目に聞く姿勢を作る。

まずは先輩さんからだった。丁寧に説明してくれたためなんとなくわかった。私の理解力も捨てたものではないな……

教授「じゃあ何か質問して」

はいクソ~~~教授はクソ。そんなパッと思い付くわけないだろうが。質問するほど理解できてないよ。

教授はゼミの発表では毎回聞き手に質問をさせるスタンスらしい。非常に遺憾だが、なんとかこなすことに成功した。

グローバル(日本語でお願いします)

続く胃痛さんの発表でもなんとか質問タイムをやり過ごす。最後はカレイさんの発表である。

カレイ「OK, I talk about my study...」

……

………

OKではない。日本語でやり直して。

なんでさカレイさん…この前あいさつしたときはあんなに流暢に日本語喋ってたのに……。ナンプさんは日本語がわからないため、先輩さんも胃痛さんも途中で英語を挟んではいた。しかしカレイさんは最後まで英語で喋り切りやがった。日本語でさえ専門用語が飛び交うせいで研究内容を把握することに苦労するのに、英語で言われてはもう完全に意味不明である。言い訳になるが、私の配属された研究室は研究分野が学科内でもマイナーな分野になる。そのため、これまでの講義で得た知識もほとんど役に立たないのだ。そんな状態で満足に質問ができるはずもない。

絶対質問制を採用した教授は言うに及ばず、カレイさんに対する好感度もこの日一気にマイナスとなった。

成長するチャンス!(嫌です)

初回から最悪の気持ちにさせられたものの、ひとまず発表は終わった。最後に教授からのアナウンスが入った。

教授「じゃあ、K君は2週間後くらいから発表してもらおうかな」

 

…は?私も発表するんですか?私3年生ですけど。私3年生なんですけど?困惑する私に教授が本を渡してきた。その本の内容をまとめて発表せよとのことだった。だるい。

私が聞いて回った限りでは、3年でゼミの発表をしていたのは私だけだった。余りに理不尽である。

【2015/09/XX(2)】初めての突撃

配属決定(人生終了)

私とホリくんが帰らぬ人となった20分後には全員の研究室が決まっていた。早速同じ研究室のメンバー毎にまとまって、お世話になる教授たちに挨拶へ向かう。もちろん私の配属された研究室に同期はいない。オンリーワン最高!

しかし同じ研究棟にはもう1つ同じ学科の研究室がある。そっちには何人いるだろうか……。

 

一人しかいなかった(泣いた)。

いざ、研究室へ(帰りたい)

私の研究室はキャンパス内の一度も行ったことがない研究棟にあった。ほとんどの研究室は普段授業を受ける教室があるのと同じ建物か、そこから歩いて5分とかからないところにある。しかし私の配属された研究室だけは、そこから歩いて10分はかかるような場所にあった。これから毎日こんなに移動しないといけないのかと思うとまた泣けた。

初めまして(アカン)

ついに研究室に着いてしまった。初めて来たがとんでもなくボロい。ところどころヒビが入ってるぞ、大丈夫なのかこれ……。とにかく、さっさと挨拶だけして帰ろう。幸い教授は在室中だった。

昨年この教授の授業を受けたとき、最前列の席でスマホをいじっていてがっつり目が合ったことがある。内心ヒヤヒヤしたが、特に何事もなく挨拶は終わったので安心した。

その後、隣の部屋が学生研ということで、続けてそちらにも顔を出した。

研究室にいたのは4人。それで全員だった。限界集落ならぬ限界研究室じゃないか。さて、簡単にメンバーを紹介しておく。

  • 胃痛さん(日本人。博士。男性。苦労人)
  • 先輩さん(日本人。B4。男性。苦労人)
  • カレイさん(インドからきた。研究員。女性。日本語が喋れる)
  • ナンプさん(タイからきた。M1。女性。日本語が喋れない)

日本人の院生がいない時点で相当ヤバイ。ただあいさつをした感じではみんないい人そうだった。ナンプさんは英語だったから何を言ってるかわからなかったけど。

時間割公開(束縛スタンバイ

この日、教授に今期の時間割を聞かれた。純粋無垢で人を疑うことを知らない私は素直に答えた。

 

研究室配属後、最初にして最大の失敗である。

 

時間割を押さえたあと、教授は言った。

 

「じゃあこれからは、週に3日くらいは研究室に来てほしいんだけど」

 

!?!?!?!?マジか!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?

私の学科では、3年生の間は大半が週0~1程度しか研究室へ行かない。この教授はそれを知らないのだろうか…?

私はどうやらとんでもない研究室に来てしまったようだ。

【2015/09/XX(1)】始まりの敗北

運命の日(最悪の1日)

長い夏休みが終わったことに絶望しつつも、私は緊張していた。

その理由は、研究室配属だ。

私の通っている大学では、B3(学部3年生のこと)の夏休み明けから研究室へ所属することになっている。今日を境に、学部を卒業するまでの1年半あるいはそれ以上を天国で生きるか、地獄で生きるかが決まる。非常に重要なイベントだ。 

配属決定までの流れ(生贄の選び方)

私たちの学科では、誰がどの研究室に所属するかは例年学生同士で決めている。その流れは、まず各研究室に最低限必要な人数を割り振り、その後に残った人が定員に収まる形で配属先を決めるというものだ。具体的には、以下の手順に沿って配属先を決める。

  1. みんなの第一希望の研究室を集計、まとめて黒板に書く
  2. 最低人数を超えた研究室は、最低人数になるように調整(話し合い、くじ、じゃんけんなど)
  3. 最低人数に満たない研究室へ配属する人を決定(抽選)
  4. 残った人で各研究室の定員を超えないように調整(話し合い、くじ、じゃんけんなど)

ここで問題となるのが各研究室の最低人数だ。どんなに評判の悪い先生がいても、その人に必ず1人は指導されることになる。簡単に言ってしまえば生贄だ。とはいえ、たとえ手順2で外れたとしても、手順3を生還できれば希望する研究室へ行くことは可能である。要するに手順3が鬼門ってワケ。

波乱の幕開け(そんな第一希望で大丈夫か?)

クラスメイトが全員が集まったところで、早速第一希望の集計が始まった。私の希望する研究室は毎年とても人気(ホワイトと名高い)で、今回も最低人数の4倍の希望があった。なんだお前ら、別のとこ行け畜生。と思ったのも束の間、結果発表の中で驚くべきことが起こった。

誰も行かないだろうと思われていた某研究室に希望者が出たのである。

研究室配属が近づくと、学生の中で「この先生はヤバイ」という情報はある程度共有される。当然、みんながそこだけは避けようとする。それなのに、希望者が出た。もちろんその人以外に希望者はおらず、最低人数として確定。これで、第一希望にもれても某研究室に落ちることはなくなった。やったぜ。

第一希望の調整(調整(笑))

定員オーバーの研究室はそれぞれで話し合って最低人数になるように調整をする。私の希望する研究室の最低人数は3人で、話し合いの結果あみだくじで決めることとなった。

結果から言うと、なんと私は当たりを引いた。

勝った、完全に勝った。人生始まったな、という感じだった。しかし、すぐにざわつきが起こった。

 

 

当たりが2つしかなかったのである。

しかも、あろうことか外れた奴らは私たちの当たりを含めての再抽選を提案したのである。なんだそれは。もう私は当たりを引いたんだぞ、ふざけるな!!と言いたいところだっただが、下図の暴力には勝てなかったよ……。(このとき当たり2人に対して外れ10人)

で、再抽選したらあっけなく外れましたとさ。〇ね。

生贄は誰だ(私です)

落ち込む暇もなく生贄の抽選が始まる。18人の生贄候補に対して、「当たり(=生贄)」は2つ。当たりといっても、最もヤバイと噂されていた研究室は枠外のため、かなり気は楽だ。

まぁ、よっぽど大丈夫だろうと軽い気持ちで引いた結果は……「外れ」。

当たる確率は低かったが、やはりくじを見た瞬間は安心した。しかし、すぐにざわつきが起こった。

 

 

くじの数が足りなかったのである。

なんだそれ。悪意しか感じないんだが。ていうかもうこの流れさっきやったぞ、オイ。

イライラは募るばかりだが、足りないものは仕方がない。さっさと引きなおそう…と再抽選に臨んだ。

 

 

テレレッテレー!私は「当たり」を引いた!!(膝から崩れ落ちる)

というわけで、生贄に選ばれたもう一人の男子(彫が深いのでホリくんと呼ぶ)と相談し、研究室を決めることに。他の奴らは手順4に進んでいたようだが、死ぬほどどうでもいい。勝手にやってろ。

さて、私とホリくんには2つの選択肢が与えられた。1つは、かなりの大所帯で、実験の手伝いなんかもやらされる研究室。こちらは研究テーマに微塵も興味がないので却下。もう1つは、人数は少なそうだが、研究テーマに少し興味を持った。幸いにもホリくんは前者を希望してくれたので、争いもなくスムーズな決定となった。

 

だが、この選択が私の大学生活を大きく狂わせることになることを、この時の私は知る由もなかった。