先生、こんにちは。(このクソ野郎!)

先生と私の日々を綴るドキドキブログです

【2015/09/XX(1)】始まりの敗北

運命の日(最悪の1日)

長い夏休みが終わったことに絶望しつつも、私は緊張していた。

その理由は、研究室配属だ。

私の通っている大学では、B3(学部3年生のこと)の夏休み明けから研究室へ所属することになっている。今日を境に、学部を卒業するまでの1年半あるいはそれ以上を天国で生きるか、地獄で生きるかが決まる。非常に重要なイベントだ。 

配属決定までの流れ(生贄の選び方)

私たちの学科では、誰がどの研究室に所属するかは例年学生同士で決めている。その流れは、まず各研究室に最低限必要な人数を割り振り、その後に残った人が定員に収まる形で配属先を決めるというものだ。具体的には、以下の手順に沿って配属先を決める。

  1. みんなの第一希望の研究室を集計、まとめて黒板に書く
  2. 最低人数を超えた研究室は、最低人数になるように調整(話し合い、くじ、じゃんけんなど)
  3. 最低人数に満たない研究室へ配属する人を決定(抽選)
  4. 残った人で各研究室の定員を超えないように調整(話し合い、くじ、じゃんけんなど)

ここで問題となるのが各研究室の最低人数だ。どんなに評判の悪い先生がいても、その人に必ず1人は指導されることになる。簡単に言ってしまえば生贄だ。とはいえ、たとえ手順2で外れたとしても、手順3を生還できれば希望する研究室へ行くことは可能である。要するに手順3が鬼門ってワケ。

波乱の幕開け(そんな第一希望で大丈夫か?)

クラスメイトが全員が集まったところで、早速第一希望の集計が始まった。私の希望する研究室は毎年とても人気(ホワイトと名高い)で、今回も最低人数の4倍の希望があった。なんだお前ら、別のとこ行け畜生。と思ったのも束の間、結果発表の中で驚くべきことが起こった。

誰も行かないだろうと思われていた某研究室に希望者が出たのである。

研究室配属が近づくと、学生の中で「この先生はヤバイ」という情報はある程度共有される。当然、みんながそこだけは避けようとする。それなのに、希望者が出た。もちろんその人以外に希望者はおらず、最低人数として確定。これで、第一希望にもれても某研究室に落ちることはなくなった。やったぜ。

第一希望の調整(調整(笑))

定員オーバーの研究室はそれぞれで話し合って最低人数になるように調整をする。私の希望する研究室の最低人数は3人で、話し合いの結果あみだくじで決めることとなった。

結果から言うと、なんと私は当たりを引いた。

勝った、完全に勝った。人生始まったな、という感じだった。しかし、すぐにざわつきが起こった。

 

 

当たりが2つしかなかったのである。

しかも、あろうことか外れた奴らは私たちの当たりを含めての再抽選を提案したのである。なんだそれは。もう私は当たりを引いたんだぞ、ふざけるな!!と言いたいところだっただが、下図の暴力には勝てなかったよ……。(このとき当たり2人に対して外れ10人)

で、再抽選したらあっけなく外れましたとさ。〇ね。

生贄は誰だ(私です)

落ち込む暇もなく生贄の抽選が始まる。18人の生贄候補に対して、「当たり(=生贄)」は2つ。当たりといっても、最もヤバイと噂されていた研究室は枠外のため、かなり気は楽だ。

まぁ、よっぽど大丈夫だろうと軽い気持ちで引いた結果は……「外れ」。

当たる確率は低かったが、やはりくじを見た瞬間は安心した。しかし、すぐにざわつきが起こった。

 

 

くじの数が足りなかったのである。

なんだそれ。悪意しか感じないんだが。ていうかもうこの流れさっきやったぞ、オイ。

イライラは募るばかりだが、足りないものは仕方がない。さっさと引きなおそう…と再抽選に臨んだ。

 

 

テレレッテレー!私は「当たり」を引いた!!(膝から崩れ落ちる)

というわけで、生贄に選ばれたもう一人の男子(彫が深いのでホリくんと呼ぶ)と相談し、研究室を決めることに。他の奴らは手順4に進んでいたようだが、死ぬほどどうでもいい。勝手にやってろ。

さて、私とホリくんには2つの選択肢が与えられた。1つは、かなりの大所帯で、実験の手伝いなんかもやらされる研究室。こちらは研究テーマに微塵も興味がないので却下。もう1つは、人数は少なそうだが、研究テーマに少し興味を持った。幸いにもホリくんは前者を希望してくれたので、争いもなくスムーズな決定となった。

 

だが、この選択が私の大学生活を大きく狂わせることになることを、この時の私は知る由もなかった。